FX: 「ボリンジャーバンド」の活用法

FXのテクニカル分析において、多くのトレーダーが利用している指標のひとつに「ボリンジャーバンド」と呼ばれるものがあります。

「ボリンジャーバンド」とは、標準偏差(データ分布の広がり幅)を利用した帯状グラフのこと。中央に移動平均線、それを挟むように±1σライン、更にその外に±2σライン…と複数の線が描画されています(±1σラインにデータが収まる確率は68.26%、±2σラインの範囲にデータが収まる確率は95.4%。データがその範囲の外に出ることは非常に稀)。

この指標から分かるのは、現在の相場価格と平均値との関係性。
相場価格は常に上下に移動し続けていますが、その動きは移動平均線に沿って推移することが多く、移動平均線から極端に乖離することは稀です。この考えに基づき、相場価格が移動平均線からどれほど乖離しているかを一目で分かるように示したのが、このボリンジャーバンド。売買のタイミングを図る際に役立ちます。

また、この指標は「広ければ相場の値動きが大きい」、逆に「狭ければ相場の動きが小さい」というように(バンドの幅から)相場のトレンド傾向、その強さを読み解くうえでも用いることができますよ!

さて…、問題はこの分析結果を具体的にどう取引に活かすかです。
そこで、ここからは「ボリンジャーバンド」の主な利用方法についてご紹介していくことにしましょう


「順張りで使う」

狭かったバンドの幅が拡大してきたときには、相場の動きが活発になってきている証拠。
相場が活発に動いていると確認できたら、その動きの波(トレンド)に乗って取引を行います。これが順張りでの活用方法です。


「逆張りで使う」

たまに移動平均線から大きく乖離することがある為替レート。
ですが先述の通り、統計上そうした“異常”な値はさほど長続きしません。平均線から乖離したレートは平均線方向に回帰していくことが殆ど(±2σラインに接近したり突き抜けたりしたあとは、平均ラインに向けて反発することが一般的)。「乖離した相場は、いずれ平均値に向かって動き始める」という傾向が強く存在するのです。そのため、多くのトレーダーが、このボリンジャーバンドをトレンドの変換機を予測するために使用。この指標をもとに逆張り投資のタイミングを図っています。


ですが「ボリンジャーバンドの乖離が大きめ→即座に逆張り」という安直な考えは危険! 一旦トレンドが形成されると、相場がそのトレンド方向をどんどん突き進んでいってしまうことも珍しくないためです。
相場レートが±2σラインを超えた(平均からの乖離が大きくなった)からといって、必ずしもすぐにトレンドが変換するとは限りません。そして逆張りに失敗すれば大きな含み損を抱える事態になります。

よってボリンジャーバンドの活用は慎重に!
この指標ひとつのみで投資のタイミングを判断するのはオススメできません。
ぜひ、ボリンジャーバンドは他の指標と併せて利用し、取引するにあたってはシッカリとロスカットを設定するようにして下さい。

テクニカル分析とは

テクニカル分析を知らないといったことは暗闇でライトをつけず車を運転するようなことであり、すぐにおおきな事故をおこしてしまうでしょう。儲かっているトレーダーはテクニカル分析と経済指標などの情報両方を合わせてFXをしていますが、知らないと損をする可能性が高いのです。そしてテクニカル分析を知るといったことによってチャートの節目を知ることが可能で、損切と利益確定の判断基準となるのです。そして相場の方向性を知ることが可能です。

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